
将来は宇宙開発のミッションに必要な宇宙機の
開発を行うエンジニアになりたいと考えています。
九州大学 工学部 3年生 Iさん
現在の取り組み(研究・勉強面)について教えてください。
現在は航空宇宙工学科に所属し、専門知識を深めながら自身の研究分野を自分の関心や宇宙産業での必要性などと照らし合わせながら模索している最中であります。
3年生は今年度の終わりに研究室配属が決定しますが、私は個人的に興味のある研究室の先生にお願いして、先んじて研究活動に取り組めております。研究室の先輩にも恵まれ、たくさんのことを教えてもらっているので、積極的に活動しております。本来は研究活動のない期間ですので、本来の3年生で受ける授業もそのままあり、大変ではありますが、友人とわからない部分は積極的に論じたりして、しっかりと理解に努めています。
奨学金の交付によって良かったことを教えてください。
まず、「お金をもらうことができる」という安心感から、今まで必要であってもなんとなく買わなかったりしたものを買えるようになり、生活が豊かになりました。さらに学習面では、気になっていた書籍を買うことができ、それまでは学校で何度も借りて読み切っていたものを自分のものとして扱うことができ、気になるところは線を引いたりと、これまでにできなかった動作が可能となり、より快適な学習環境になりました。
加えて、将来的に目指している海外大学の大学院進学に向けて欠かせないTOEFL iBTの受験を大きな負担ととらえることなく受験申込ができるようになったことは、奨学金の交付によって得られる最大の利点であったと思います。
将来の目標について教えてください。
将来は宇宙開発のミッションに必要な宇宙機の開発を行うエンジニアになりたいと考えております。AIや先進的な技術を開発してきた人類でも未知な領域が多い宇宙空間を冒険する、または何かを成し遂げる宇宙機を自分の手で開発すると想像すると興奮が収まりません。
宇宙産業はいまだかつてないほどに栄え、注目度もどんどん増しているので、私が貢献できる場面がどんどんと増えていっていそうでうれしく思います。子供のころから一途に追いかけてきた夢でありますので、今後とも精進し、専門知識と柔軟な思考能力を身に着けていきたいと思います。