奨学生の声

将来は「産業分野における機械学習の活用」の
普及に努めたいです。

九州工業大学 情報工学部 4年生 Kさん

現在の取り組み(研究・勉強面)について教えてください。

現在は卒業研究にあたって、ゲーム内のエージェントを題材とした、強化学習による協調行動を獲得するための研究を行っています。ゲーム内における目標を達成するために、エージェントがそれぞれ孤軍奮闘するような動きをさせるのではなく、エージェント間で協調して目標を達成させることを目的としています。

また、大学院進学後のテーマを見据えた、関連する分野の勉強や、英語の学習も同時に行っています。卒業研究が主な取り組みではありますが、それ以外にも自分が必要と考える部分についての勉強に取り組むことができています。

奨学金の交付によって良かったことを教えてください。

一番は時間的、金銭的に余裕が生まれたことで、気持ち的にも余裕を持って取り組むことができるようになったことです。卒業研究は一朝一夕でうまくいくことばかりではなく、あの手この手で修正を加えていかなければなりません。その中で、時に焦りが生じることもありますが、以前に比べて、アルバイトの時間を減らせているため、時間的に余裕が生まれることと、単に時間を減らすだけでなく、金銭面もカバーできているため、気持ち的にも安定して取り組むことができています。奨学金の受給によって、勉強に集中できる時間が増えているというのが一番ありがたいことであると感じております。

将来の目標について教えてください。

将来は、今後大学院で研究する「産業分野における機械学習の活用」を普及させるために努めたいと考えています。機械学習の発展によって、より多くの場面で機械学習や深層学習が活用されつつあります。しかし、それ自体には導入に多くのコストを要する、専門知識を必要とするなど、機能面以上に実際に導入するタイミングでの課題が多々あります。そういった課題を解決できるように頑張りたいです。

また、英語学習も同時並行で行っているため、海外でそういったことに努めることも視野に入れて頑張りたいと考えています。

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